住宅への侵入を防ぐには、まず敷地内へ入らせないことが重要です。
侵入者は侵入する前に発見されることを嫌がります。
敷地内に入る前に食い止めることが出来るように対策します。

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敷地の外周部(塀や門)や構内部(駐車場入り口など)を「第一警戒線(G1)」といいます。
警戒区域1
この警戒区域では敷地内への侵入を防ぐための対策を考えます。
侵入者は事前に家の周りを下見したり、留守の時間を調べたりします。
建物周辺の遮蔽物は、侵入者の侵入の目隠しになります。

 <警戒対象> 
敷地外周の出入口
敷地外周の塀や植栽
敷地外周の開口部(駐車場など)

 <対 策> 
敷地外から見て侵入すると発見される、または侵入することが容易でないと侵入者に感じさせることが重要になります。

[入口・門周辺への対策]
・テレビドアホン
玄関や門に設置します。
訪問者の姿を確認したり録画ができます。
侵入者はインターホンで留守を確認することがあるので録画機能付きがオススメです。
またインターホン横に「録画中」の表示をつけるのも効果的です。

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・カギ付門扉・ゲート
玄関や駐車場に設置します。
安易に敷地内に入られないようにするため設置します。
オートロックシステムなどを使用することも侵入を困難にします。


・防犯・監視カメラ(ネットワークカメラ)
表から見えにくい家の裏側や駐車場・倉庫の周辺に設置します。
家の中や外出先から外部の様子を確認できます。
設置する際は目立つ場所に取り付けると効果が上がります。

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[敷地外周部・塀への対策]
・赤外線センサー
塀の上や内側、門や駐車場の出入口に設置します。
侵入者が赤外線を遮断すると検知し、音や光を出し威嚇したり外部に連絡します。
動物等にも反応するので取付には専門の知識が必要です。

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・センサーライト付きカメラ
侵入者を検知するとライトが点灯し撮影します。

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・侵入警報ベル・サイレン
侵入者をセンサーで検知すると大きな音で威嚇します。
動物等にも反応するので取付には専門の知識が必要です。

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・センサー付きライト
侵入者を検知するとライトが点灯し威嚇します。

・センサー付きスピーカー
侵入者を検知すると音声で威嚇します。
動物等にも反応するので取付には専門の知識が必要です。

・CP建物部品(計量シャッターなど)
CP建物部品とは防犯性能が高い建物部品で鍵やガラスなど多くの種類があります。
目印はCPマークです。

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ガレージのシャッターや門扉はCPマーク付きをオススメします。

・玉砂利を敷く
歩くたびに音がするので侵入者は嫌がります。

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・見通しの良い塀や植栽
見通しを良くすることで侵入者が身を隠す場所を無くします。
プライバシー保護も必要なので建築屋さんや防犯設備士に相談して決めるとよいでしょう。

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これらの防犯機器は設置の仕方や選定によっては家の方が不便な思いをすることがあります。
設置の際は電気工事士や防犯設備士に相談して決めてください。

防犯機器を効果的に設置して侵入者が侵入しにくいセキュリティ住宅にしましょう。


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