住宅の敷地内に侵入した侵入者は発見されることを嫌がります。
建物の中に入られる前に、敷地に入ったことを発見し威嚇・通報することが重要になります。
また侵入までに時間がかかるようにすることで、侵入をあきらめさせます。

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敷地内と建物の外周部を「第二警戒線(G2)」といいます。
警戒区域2

この警戒区域では建物内部への侵入を防ぐための対策を考えます。



<警戒対象>
建物の外周部
(玄関・勝手口・窓・ベランダ・屋根・外壁)

<対策>
敷地内に入ったことを発見し、威嚇・通報する機器や侵入手口(ピッキングや破壊など)に対して時間がかかるようにすることで侵入を防ぎます。

[玄関・勝手口への対策]
防犯性能の低い扉やカギでは簡単に破壊され侵入されてしまいます。

・CP建物部品(鍵)
不正解錠やこじ破りを困難にするために使用します。
ピッキングやサムターン回し、バールでこじ開けといった手口に対して対策が講じられています。

・テレビドアホン
玄関に設置します。
訪問者の姿を確認したり録画ができます。
侵入者はインターホンで留守を確認することがあるので録画機能付きがオススメです。
またインターホン横に「録画中」の表示をつけるのも効果的です。

・マグネットスイッチ
窓や戸や扉の開閉を検知して威嚇や通報をします。
窓や戸とその枠に磁石のスイッチを付けることで開閉したことを検知します。
検知すると信号を受信器が受け、ベルを鳴らしたり特定の場所に通報することが出来ます。

・ガラス破壊センサー
窓ガラスに設置します。
ガラスの振動や破壊音を検知して威嚇や通報をします。
窓に貼り付けてそのもの自体から音が出るタイプと受信機を設置して信号を送るタイプがあります。

・照明設備
侵入者を検知して身を隠す暗い場所をなくします。
通常時は明るさを抑えて、人を感知すると2倍の明るさで照らします。
取付時には隣家への光害の配慮が必要となります。


[窓・サッシ・ガラスへの対策]
防犯性能の低いサッシやガラスでは簡単に破壊され侵入されてしまいます。

・CP建物部品(防犯ガラス)
破壊に強く、侵入を困難にします。
ガラスとガラスの間に柔軟で強硬な中間膜を挟んでおり簡単に破壊し破られないようになっています。

・CP建物部品(ガラスフィルム)
既存のガラスの上に樹脂フィルムを貼ることでガラス割り侵入を困難にします。

・CP建物部品(面格子)
窓に面格子を取付て破壊を困難にし侵入を防ぎます。
アルミと樹脂の複合窓構造になっており、既存の窓に取り付けるタイプとサッシごと交換するタイプがあります。

・CP建物部品(サッシ)
バール等を使ったこじ破りを困難にします。
アルミと樹脂の複合窓構造になっています。バールなどでこじればこじるほど変形し噛み込んで開かなくなる構造になっています。
防犯ガラスが標準装備されています。

・CP建物部品(窓シャッター)
シャッターを閉めることでこじ破りを困難にします。
バールなどでこじればこじるほど変形し噛み込んで開かなくなる構造になっています。
手動式と電動式があります。

・カギ付クレセント・補助錠
窓ガラスを割られてもカギが簡単には解除出来ないので、窓からの侵入を困難にします。
鍵や番号入力が必要なので簡単には解錠出来ません。
窓の外から見ても対策を確認できるため、威嚇効果もあります。

・マグネットスイッチ
窓や戸や扉の開閉を検知して威嚇や通報をします。
窓や戸とその枠に磁石のスイッチを付けることで開閉したことを検知します。
検知すると信号を受信器が受け、ベルを鳴らしたり特定の場所に通報することが出来ます。

・ガラス破壊センサー
窓ガラスに設置します。
ガラスの振動や破壊音を検知して威嚇や通報をします。
窓に貼り付けてそのもの自体から音が出るタイプと受信機を設置して信号を送るタイプがあります。

・足場になるようなものを撤去する
建物の外に足場になるもの(箱や脚立等)を撤去しておきます。
換気扇の穴からや2階から侵入した例もあります。



[2階ベランダへの対策]
2階でも安心しないでください。
登りやすく隠れやすい場所は侵入者に狙われます。

・CP建物部品(防犯ガラス)
破壊に強く、侵入を困難にします。
ガラスとガラスの間に柔軟で強硬な中間膜を挟んでおり簡単に破壊し破られないようになっています。

・CP建物部品(ガラスフィルム)
既存のガラスの上に樹脂フィルムを貼ることでガラス割り侵入を困難にします。

・カギ付クレセント・補助錠
窓ガラスを割られてもカギが簡単には解除出来ないので、窓からの侵入を困難にします。
鍵や番号入力が必要なので簡単には解錠出来ません。
窓の外から見ても対策を確認できるため、威嚇効果もあります。

・マグネットスイッチ
窓や戸や扉の開閉を検知して威嚇や通報をします。
窓や戸とその枠に磁石のスイッチを付けることで開閉したことを検知します。
検知すると信号を受信器が受け、ベルを鳴らしたり特定の場所に通報することが出来ます。

・ガラス破壊センサー
窓ガラスに設置します。
ガラスの振動や破壊音を検知して威嚇や通報をします。
窓に貼り付けてそのもの自体から音が出るタイプと受信機を設置して信号を送るタイプがあります。

・格子バルコニー
完全に囲まれたベランダでは外部からは見えません。
ベランダを格子状にして見えやすくすると侵入者が身を隠す場所がなくなります。


これらの防犯機器は設置の仕方や選定によっては家の方が不便な思いをすることがあります。
設置の際は電気工事士や建築屋さん、防犯設備士に相談して決めてください。

防犯機器を効果的に設置して侵入者が侵入しにくいセキュリティ住宅にしましょう。

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