洗面所のリフォームを検討するときは、「洗面台を交換したい。」、「洗面所の床が心配。」、「洗面所を広くしたい。」などがあります。また洗面所はお風呂と隣接している場合が多く、洗面用品や洗濯用品とお風呂用品などもあり、収納が少なくて困っている方も多くリフォームをする理由にもなっています。
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洗面所をリフォームする時は、洗面台の交換もオススメです。
一昔前の洗面台に比べて次の4つの点が進化しています。



1.鏡の見やすさが進化
照明がLEDになったことで顔がはっきりと見えるようになりました。同時にLEDにすることで節電も出来るようになりました。
洗面台照明

2.節水が可能
省エネ法に基づいた水栓を使用することで節水が可能になりました。また機種によっては自動水栓も付いて、水の出しっぱなしを防ぐことできます。
洗面台自動水栓

3.収納が大容量
昔の洗面台の収納といえば、鏡の横に奥行の狭い棚が何段か並んでいるだけでしたが、鏡を開いて収納スペースを設けたり、洗面台下の収納を大きくとっています。
洗面台収納

4.掃除が簡単
洗面台の材質を汚れをはじくものにしたり、排水口も取外しが簡単になったり、表面の凹凸を無くすことで拭き掃除を簡単にしたり、お掃除が簡単で楽になっています。水はねがしにくいシャワーヘッドが装備された機種もあるので、洗面台周りに水が飛び散ることも防いでくれます。
洗面台お掃除



洗面所をリフォームする際に、気を付けておきたいポイントは
1.コンセントは多めに設置
洗面所には家電製品がいっぱいあります。リフォーム時に電気配線も見直す必要があります。洗濯機に乾燥機、ドライヤーや電動歯ブラシ・電気シェーバーの充電など身支度をするものや、掃除機や扇風機、電気ストーブなど掃除や暑さ寒さを防ぐ器具など使用します。洗面所にはお風呂からの湯気や水を使用する場所の為、湿気が多いです。漏電の可能性もありますから安全の為にも、タコ足配線を使用しないでいいようにコンセントの配置を考えてください。また洗濯乾燥機やドライヤーなどを同時に使用するとブレーカーが落ちることもあるので、快適に洗面所が使えるようにコンセント回路を分けておくことが必要です。

2.収納を増やして整理整頓
洗面所には歯ブラシ・タオル・お化粧道具など身支度をする為のものや、洗剤や洗濯バサミ、洗濯かごなど洗濯用品、更にお風呂で使用するシャンプーやタオルのストックなど様々な物があります。リフォームする際には身支度に必要な物は洗面台の収納にまとめたり、洗濯に必要なものは洗濯機の上に棚を設けてまとめたり、お風呂で使うものはそれ用に棚や入れ物を用意して、用途別に収納スペースを確保できるように配置を考えてください。必要であれば棚を備え付けてもらったり、壁に埋め込む棚などを設置してもらうと収納がたくさんできるようになります。上手に収納して、人のスペースを広くとることで快適に使用してください。

3.掃除をしやすくする
毎日使用する場所で水気も多い場所なのでお掃除が大変です。リフォームする際にお掃除もしやすいように工夫してもらいましょう。洗面台は隙間が少なく掃除が面倒なゴムパッキンがないもの、表面の凹凸が少ないもの、洗面台が汚れにくいものなどがお掃除が簡単になります。床などは水気に強い材質の物やクッションフロアなど使用するとサッと拭くだけですみます。洗濯機のコンセントなどは差しっぱなしのことが多くホコリが溜まりやすいので、手の届く範囲の場所に設置すれば掃除がしやすいです。

4.湿気対策で長持ちするように
お風呂からの湯気や、洗濯物を仮干ししたりする洗面所は湿気が多い場所です。湿気が残るとカビの発生や木部が腐食します。窓があっても防犯上開けっ放しに出来ないので、湿気が溜まらないように換気扇を設置するといいでしょう。壁や天井などクロス貼りにする場合は湿気に強いものを選んでください。床材は湿気に強く、隙間がないものにしないと、水分が下に浸透して土台を腐食させます。しっかりと湿気対策をして、長持ちする洗面所にしましょう。

5.寒さ対策も考えて
洗面所はお風呂に入る際の脱衣室としても使われます。この時心配することが「ヒートショック」です。ヒートショックとは、激しい気温差で血圧や脈拍が大きな変化を起こして体調に悪影響を与えることです。冬場に寒さが厳しい地域や、高齢の方が一緒に住まわれている場合は、ヒートショックを防ぐ対策をしてください。対策としては、窓を二重にしたり、天井裏や壁裏、床下に断熱材を敷いたり、あらかじめ洗面所を暖めれるように洗面暖房機を設置することも検討してください。
洗面暖房機

6.お風呂と一緒にまとめてリフォーム
お風呂と洗面所は隣り合わせになっている場合が多いので、別々にリフォームするよりも一度にすることで時間も費用も削減することができます。給水や排水の配管など目に見えないところが傷んでいる場合もあるので、まとめてリフォームすることをオススメします。


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